引用元: ・∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part41∧∧
239: 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ 2009/03/31(火) 18:51:34 ID:YlLkh0xa0
知り合いの話。
彼はかつて漢方薬の買い付けの為、中国の奥地に入り込んでいたことがあるという。
その時に何度か不思議なことを見聞きしたらしい。
「とある山奥の里で耳にした噂ですけどね。
その付近には、一風変わった技術を持った一族がいたのだそうです。
どんな技術ですかって?
人を襲って喰らう動物、いわゆる“人喰い”を育てる技術です。」
彼はかつて漢方薬の買い付けの為、中国の奥地に入り込んでいたことがあるという。
その時に何度か不思議なことを見聞きしたらしい。
「とある山奥の里で耳にした噂ですけどね。
その付近には、一風変わった技術を持った一族がいたのだそうです。
どんな技術ですかって?
人を襲って喰らう動物、いわゆる“人喰い”を育てる技術です。」
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「似たような話は他所でも聞いたことがありますが、そこのはまた強烈でした。
本来は人を捕食しない生き物ばかりを、人喰いに仕立て上げていたというのです。
山羊とか馬とか、草食の動物ばかりが選ばれていたとか。
仮にそれらが人を食べたとしても、まず消化は出来ないでしょうから、実際には
人を噛み殺すだけ、というレベルの“人喰い”でしょうけど。
そのようなモノを作る目的は、まぁ詮索しないのが身の為でしょうね」
「伝わる話では、非常に珍しい生薬を用いていたと言われます。
でもまぁ聞く限り、珍しいといっても手に入らないような薬ではないのですが。
その薬が取引されたという話を聞く度に、一族の者はまだどこかにいるのでは・・・
そんなことをふと思いましたよ」
流石中国、色々と不思議な話があるものだなぁ。
呆れ且つ感心した私だった。
240: 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ 2009/03/31(火) 18:53:00 ID:YlLkh0xa0
本来は人を捕食しない生き物ばかりを、人喰いに仕立て上げていたというのです。
山羊とか馬とか、草食の動物ばかりが選ばれていたとか。
仮にそれらが人を食べたとしても、まず消化は出来ないでしょうから、実際には
人を噛み殺すだけ、というレベルの“人喰い”でしょうけど。
そのようなモノを作る目的は、まぁ詮索しないのが身の為でしょうね」
「伝わる話では、非常に珍しい生薬を用いていたと言われます。
でもまぁ聞く限り、珍しいといっても手に入らないような薬ではないのですが。
その薬が取引されたという話を聞く度に、一族の者はまだどこかにいるのでは・・・
そんなことをふと思いましたよ」
流石中国、色々と不思議な話があるものだなぁ。
呆れ且つ感心した私だった。
240: 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ 2009/03/31(火) 18:53:00 ID:YlLkh0xa0
知り合いの話。
彼はかつて漢方薬の買い付けの為、中国の奥地に入り込んでいたことがあるという。
その時に何度か不思議なことを見聞きしたらしい。
ある山奥へ踏み込んだ時に、地元の農民に注意された。
『この辺りの山には入らん方が良いよ。犬に襲われるから』
野犬かと思ったが、よく聞いてみるとどうやら違うモノらしい。
『黒犬って名前でね、地の中を泳いで移動するんだ。
別の村じゃ土中犬とも呼ばれてる。
森の中で、いきなり足元が盛り上がり、犬の頭が飛び出て噛み付いてくるんだ。
群れで襲ってくるから、襲われた奴は地面の下に引き摺り込まれちまう。
悲鳴を聞いて助けに行ってみれば、もうそこには凹みが残されているだけ。
やっとこさ掘り起こすと、散々に食い荒らされた骸が出て来るんだ。
相手が土の中じゃ、簡単に追い払うことも出来ないしね』
「それは本当に犬なのですか?」と問えば、こんな答えが返ってきた。
『犬に似た何かの化け物・・・ってことだ。
でっかくなった古い木に、黒い獣の精が湧くことがあるらしくて、それが育つと
この黒犬になるんだそうだ。元は木のくせに、何で肉を喰らうのかね。
年寄りが言うには、大昔は都からわざわざ狩りに来ていたらしい。
その肉を鍋で煮込むと、これが何ともいえない程に美味なんだってさ』
本当に何でも食べるんだなぁと、聞いてから苦笑いしたのだそうだ。
彼はかつて漢方薬の買い付けの為、中国の奥地に入り込んでいたことがあるという。
その時に何度か不思議なことを見聞きしたらしい。
ある山奥へ踏み込んだ時に、地元の農民に注意された。
『この辺りの山には入らん方が良いよ。犬に襲われるから』
野犬かと思ったが、よく聞いてみるとどうやら違うモノらしい。
『黒犬って名前でね、地の中を泳いで移動するんだ。
別の村じゃ土中犬とも呼ばれてる。
森の中で、いきなり足元が盛り上がり、犬の頭が飛び出て噛み付いてくるんだ。
群れで襲ってくるから、襲われた奴は地面の下に引き摺り込まれちまう。
悲鳴を聞いて助けに行ってみれば、もうそこには凹みが残されているだけ。
やっとこさ掘り起こすと、散々に食い荒らされた骸が出て来るんだ。
相手が土の中じゃ、簡単に追い払うことも出来ないしね』
「それは本当に犬なのですか?」と問えば、こんな答えが返ってきた。
『犬に似た何かの化け物・・・ってことだ。
でっかくなった古い木に、黒い獣の精が湧くことがあるらしくて、それが育つと
この黒犬になるんだそうだ。元は木のくせに、何で肉を喰らうのかね。
年寄りが言うには、大昔は都からわざわざ狩りに来ていたらしい。
その肉を鍋で煮込むと、これが何ともいえない程に美味なんだってさ』
本当に何でも食べるんだなぁと、聞いてから苦笑いしたのだそうだ。
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