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怖い話

【オカルト】「ボソボソボソ…」テントで眠っていると外からの話し声で目が覚めた。覚悟を決して外へでると、その声はすぐ耳元で…

編集・公開: オカルト速報
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引用元: ・∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part45∧∧

243: 本当にあった怖い名無し 2009/07/24(金) 14:04:54 ID:cipVltZG0

1/3
学生時代、夏休みにヒッチハイクで旅行してた時の事。
その日は長野県の山間にある幹線道路上で夕暮れを迎えた。
暗くなるとヒッチハイクはやるだけ無駄なので、その辺で夜を明かすことに決定。
野宿ポイントを探して歩を進めていると、道路がそのまま橋となって川をまたぐ場所に出た。
それなりの大きさの川で、架かっている橋も短くないのだが、両側が切り立った山肌でありイメージとしては渓谷だ。
橋の上から見ると下まで10mはある様子。
DQNの目を避けて一晩明かすには良い感じ。

川原に降りてみると大きな石がゴロゴロと転がって非常に足場が悪い。
整備された痕跡はなく、人が降りて遊ぶような場所ではない。
足元に気を付けつつ、テントを張れるだけの広さがある平坦な場所を探して回る。
が、これがなかなか無い。
川岸から見たところ最も平坦なのは中州だが…。
空には雲一つなく、雨による増水の心配は無用と判断。
仕方ない。浅い場所を選んで、足を濡らして中州に渡る。
この時点で橋から50~60mは離れていた。

244: 本当にあった怖い名無し 2009/07/24(金) 14:06:02 ID:cipVltZG0
2/3
釣瓶落としと言うのだろう、瞬く間に闇が拡がりゆく中、手早くテントを張る。
ランタンの灯りのもとで簡単に食事を摂り、手持ちの文庫を読むなどするが、他にすべきことも無い。
川の流れる音を子守唄にして、さっさと眠ることにした。

「ボソボソボソ…」「…ック、コソコソ…」
どれほど眠った後だろうか、外から聞こえる話し声で目が覚めた。
声は明らかに人間、それも複数(2名?)の成人男性のもので、低く抑えた声で会話をしている。
「うるせぇなぁ…」
最初は夢見心地にそう思っていたが、徐々に意識がハッキリしてくる。
と、いま自分が寝ている場所に思いが至った。
真っ暗闇の中、誰かが来るような場所ではない。
「…ホントに人間か?」
一気に全身が総毛立った。
呼吸が詰まり、自分自身の血流が耳に響く。
空耳であってくれと願うが話し声は止まない。
時折、歌うかのように音階をなぞったりするのも不気味だ。
何を言っているのかはさっぱり分からないのだが。

245: 本当にあった怖い名無し 2009/07/24(金) 14:06:44 ID:cipVltZG0
3/3
しばらく息を潜めて「声」を聞いていたが、やがて尿意を催していることに気が付いた。
「声」が消えるまで我慢したかったが、何時いなくなるかなど分かる話ではない。
覚悟を決めてランタンに火を灯す。
「…」。
突然明るくなったことに驚いたのだろうか、会話が途切れた。
慎重にテントの入口を開け、周囲を窺いながら外に出る。
やはり人がいる気配は微塵もない。
「一体なんだったんだろう?」
不思議に思いながらも、手早く用を済まそうとチャックを開ける。

「ボソボソボソ…」
すぐ耳の後ろで「声」が呟いた。
こりゃヤバイ。滅茶苦茶焦りつつ小便を済ませ、テントに逃げ込もうと振り返った。
…中に誰かいる!
テント内のランタンが、何者かの影をクッキリと映し出している。
ここで完全にテンパる俺。
「なんだお前!出てけ!」
大声で叫びつつテントの入口を大きく開けるが…中には誰もいなかった。

不思議な出来事はこれでお終い。
時間を確認すると、深夜2時をちょっと過ぎたころだった。
その後は興奮冷めやらない中、まんじりともせずに朝を迎えることに。

以上です。
長文スマソ。

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