引用元: ・∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part47∧∧
763: 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ 2009/11/17(火) 18:26:24 ID:5s8Q8HvZ0
友人の話。
月の綺麗な夜、一人山道を歩いていると、行く手に黒い穴があった。
丁度、人がスッポリと入るくらいの大きさ。
落ちないように避けて進む。
高みに差し掛かった辺りで、月に照らされる山を眺めようと後ろを振り返った。
ギョッとした。踵の直ぐ後ろに、先程と同じような穴が口を開いている。
まるで穴だけが自分の後を付いてきたかのような、そんな想像をしてしまった。
月の綺麗な夜、一人山道を歩いていると、行く手に黒い穴があった。
丁度、人がスッポリと入るくらいの大きさ。
落ちないように避けて進む。
高みに差し掛かった辺りで、月に照らされる山を眺めようと後ろを振り返った。
ギョッとした。踵の直ぐ後ろに、先程と同じような穴が口を開いている。
まるで穴だけが自分の後を付いてきたかのような、そんな想像をしてしまった。
足元に落ちていた石を、穴に蹴り落としてみた。
しばらくすると穴の縁が微妙に震え、ペッ!と勢いよく石が吐き出される。
慌てて石を避け、もう一度目を足元に向けた。
白々とした月明かりの下、もう穴などどこにも見えなかった。
764: 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ 2009/11/17(火) 18:27:24 ID:5s8Q8HvZ0
友人の話。
真冬日に、家の裏山を散歩していた。
普段は泥濘で入れない湿原にも雪が積もり、上を渡れるようになっていた。
鼻歌を歌いながら真っ新な雪を渡っているうちに、先行者の痕跡に出会した。
子供のものらしい、小さなスニーカーの足跡。
一直線に延々と、雪野の上を横切っている。
右足の跡だけが。
足跡は山の奥へ向かって進んでいた。
後を追うような真似はせずに、そこで下山したのだそうだ。
真冬日に、家の裏山を散歩していた。
普段は泥濘で入れない湿原にも雪が積もり、上を渡れるようになっていた。
鼻歌を歌いながら真っ新な雪を渡っているうちに、先行者の痕跡に出会した。
子供のものらしい、小さなスニーカーの足跡。
一直線に延々と、雪野の上を横切っている。
右足の跡だけが。
足跡は山の奥へ向かって進んでいた。
後を追うような真似はせずに、そこで下山したのだそうだ。
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