オカルト速報のアーカイブには、河童にまつわるスレがあちこちに散らばっている。キュウリ好きで悪戯好きな愛嬌者として語られることもあれば、便所で悪さをしたり、祟りをもたらす存在として恐れられることもあり、その振れ幅が河童という妖怪の面白さでもある。今回はそんな河童絡みの目撃談・体験談・言い伝えから、印象に残る6本を選んでみた。
選定にあたっては、証言のディテールの生々しさと、笑えるものから背筋が冷えるものまでの温度差の幅を基準にした。それぞれの記事には、当時のコメ欄から反応が良かった1件を添えているので、投稿された当時のスレの空気もあわせて楽しんでほしい。
01
【オカルト二篇】カッパ淵で変な死体が流れていった / 「あ、お嫁さんだ」と思っていると女性は川に向かって飛び込みました。
2019年コメ1件
カッパ淵に流れていった謎の物体の話も気になるけど、後半、一枚だけ立つ扉から現れる花嫁が川へ繰り返し飛び込む話の静かな不穏さがすごい。
1. 名無しのオカルト 2019/12/09
カッパ淵って日本人なら誰でも知ってる当たり前の地名なん? → コメ欄を全部読む02
【オカルト】彼がよく釣りに行く山中の池に、河童が出るのだという。その河童は声をかけてくるのだが・・・池沼に纏わる妖怪の話
2016年コメ2件
釣り場に響く『釣れないんだね』という謎の声の話から始まって、海外の湿地帯に出るという正体不明の生き物の忠告話まで、じわじわくる怖さが続く二本立て。
2. 名無しのオカルト 2016/01/15
海外の怖い話ってあまり聞かないから新鮮! 臭くて自殺ってすごい祟りだなぁ → コメ欄を全部読む03
【オカルト】岩手の遠野にあるカッパ淵に観光にいった。同行した友人がキュウリとカッパを罵倒したところ、カッパに祟られてしまったらしく…
2017年コメ1件
遠野のカッパ淵でキュウリと河童をさんざんディスった友人に、なんだか妙なことが立て続けに起こる旅行記。あるあるな観光地の悪ノリが、地味にゾッとする方向に転がっていく。
1. 名無しのオカルト 2017/02/12
まあ、きゅうりって何の意味もない食べ物だよな → コメ欄を全部読む04
【オカルト】母の実家は「河童の傷薬」が常備薬。作り方は一子相伝、しかも口伝のみというのが河童との約束。
2019年コメ1件
河童から腕と引き換えに教わったという傷薬、作り方は口伝のみというのがいかにも本物っぽい。実家に伝わる壺を見せてもらった、なんてくだりに妙な説得力がある。
1. 名無しのオカルト 2019/06/05
なりすましをする人は何が楽しいのだろう? → コメ欄を全部読む05
【不思議な話二篇】河童を確かに見た、と確信が持てない理由は…… / こっちへ来てくれと死骸に云えば直ぐに流れて来る
2020年コメ1件
河童らしき生き物と目が合った次の瞬間、まさかの一言を残して淵に消えていったという目撃談。確信が持てないというタイトルの意味は読んでのお楽しみ。後半に添えられた水死体をめぐる言い伝えも、じわっと薄気味悪い。
1. 名無しのオカルト 2020/01/09
松谷みよ子さんの本は岩波文庫 ツタヤレベルの店ならどこでもおいてるよ → コメ欄を全部読む06
【妖怪】河童は目撃証言もディティール細かく、現実感溢れるものが多い気がしますね。
2019年コメ2件
河童の目撃談ってやけに細部まで生々しいよね、という話から始まって、姿形が定着した時期や"実は正体は○○では"という仮説まで飛び出す民俗学トーク。粘液の痕跡とか、妙にリアルなディテールに引き込まれる。
2. 名無しのオカルト 2019/06/18
大江山の酒呑童子を頼光が倒した時、その首しるしを持ち帰り忘れた。 取りに戻らず、頼光は近所の里で屠殺されたばかりの牛の首を都に持ち帰った。 皮を剥がれ、腐敗し、角のある牛の首を見て、都人たちは酒呑童子はやはり鬼だった、と話した。 と、酒呑童子の物語にある。 酒呑童子は新潟生まれの修験者。 → コメ欄を全部読むあなたの地元にも、河童にまつわる言い伝えや不思議な体験はあるだろうか。心当たりがあれば、ぜひコメ欄で教えてほしい。
コメント
コメントを読み込んでいます…