気づいたら知らない自分になっていた、時間がループしていた、いつも通りのエレベーターがなぜか見知らぬ階に着いてしまった――「オカルト速報」に集まる異世界・パラレルワールド系の書き込みには、日常の続きのはずが気づけば境界線をまたいでいた、という体験談が多い。ピカチュウの尻尾の色がほんの少し記憶と違う、という程度の話から、何年も"向こう側"で生活することになった長編まで、行った先の景色も戻り方もバラバラだ。
今回はその中から7本を選んだ。基準は本文の描写の具体性と、当時どれだけスレが反応していたかの2点。各記事には当時のコメ欄から、記事の空気が伝わる書き込みを1件添えている。
01
2020年コメ9件
37歳のおばちゃんが気づいたら小学1年生に戻っていた、という書き出しから始まる話。蝉の声や神社の参道、家族の朝の見送り――描写がやけに具体的で、当時のコメ欄もどよめいていた。
5. 名無しのオカルト 2020/11/28
「戻ってきた」「取り戻した」と思っていたところに「置いてきた」のかも、という不安。 それに気付いたら怖いというかやりきれないな。
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02
2019年コメ8件
朝起きたら知らない部屋、知らない自分の顔。目の前にいるはずの夫には、なぜか自分の姿が見えていない――そんな混乱から始まる後篇は、警察や家族まで巻き込んでの右往左往ぶりが読みどころ。
1. 名無しのオカルト 2019/07/16
交番の同じ警察官が日を跨いで昼に訪れるって勤務の関係上相当変だし、 精神錯乱者として生安課あたりに引き継ぐ流れになると思うけど
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03
2018年コメ4件
山中で倒れていたところを保護された青年が、名乗った名前はすでに"死亡扱い"だったと知らされる――9年ぶりに戻ってきたはずなのに、誰にも簡単には信じてもらえない長篇の5話目。
1. 名無しのオカルト 2018/09/11
夢中で読んでしまったよ オチ?って言うと悪いかもだけど、今までにない終わり方だったから、ん?ん?ん?ってなったw 創作でも実話でも関係ないし、どっちでもいいよ ちな、検索しても出てこないw 映画でやってくんねーかなー
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04
2021年コメ7件
マンデラ効果――多くの人が同じように「本当はこうだったはず」と記憶しているのに、実際の記録とは違っているとされる現象のこと。ピカチュウの尻尾の色ひとつから始まった投稿が、いつの間にかケネディの車やロゴマークの記憶違いにまで広がっていく。
5. 名無しのオカルト 2021/04/30
ピカチュウの尻尾わかりみ。 アニメ初期とか昔の攻略なら、と思って調べたけど黒くないな。 黒というか茶色っぽいのは付け根なんやな。
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05
2023年コメ6件
地獄の門やエネルギーの歪みなど、聞かれるがままに答えていくパラレルワールド解説スレ。行き方も色の違いも独自理論全開だけど、コメ欄からの鋭い突っ込みまで込みで楽しみたい一本。
1. 名無しのオカルト 2023/06/20
なぜ流行らないのか謎なくらい簡単な方法があるんだけど 最近ご本人らしき人のツイッターを発見してしまったから ご迷惑かかりそうだし私がここで書くわけにはいかない(もどかしい) 2chでも5chでもない掲示板が初出?だからかBTTPしかまとめてないレアネタなの
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06
2021年コメ6件
継続夢――同じ異世界の続きを、まるで連続ドラマのように繰り返し見るとされる夢の体験談ジャンル。ひらがなの「ぜ」の形が違う世界の話から始まり、覚えた単語を持ち帰って言いふらした夜から様子がおかしくなっていく。
2. 名無しのオカルト 2021/10/10
人と同じで あっ、コイツ口軽いんだ… って思われたら大したことない話しかしてくれなくなるで
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07
2023年コメ3件
遁走――現実からふっと姿を消し、気づけば別人のように暮らし始めてしまうとされる状態のこと。11年前、いつも通りのエレベーターがなぜか12階で止まり、扉の先が真っ暗だった――たった数行の書き出しの不穏さが際立つ短い話。
3. 名無しのオカルト 2023/12/10
ガラケー時代に記憶喪失と解離性遁走を引き起こし 今のスマホ時代に我に返ったならその携帯電話の薄さもスジが通る。
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気づいたら違う世界にいた、なんて経験がある人はいるだろうか。7本の中でどれが一番"アリ"だと思ったか、ぜひコメ欄で教えてほしい。
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