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怖い話

消える瞬間、声じゃない声(これも変な表現だけど)が聞こえた。 「モウスコシダッタノニ」

編集・公開: オカルト速報
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ほどよく怖い話…5

http://viper.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1121177012/

272: 1つめ 投稿日:2005/07/13(水) 01:37:31 ID:8X2j1fWKO

A君事件の後、俺は頻繁に金縛りにあうようになった。
それ以前から、時々金縛りにはあっていたけど、軽いものばかりだったし、それに慣れていたから平気だった。
そんな気の緩みがいけなかったのかもしれない。
その日も、金縛りがきた。
(あぁ。またか・・・めんどくさいなぁ)
いつもは暫くしたら、勝手に消える。コレもそうだろうと思い、何もせずにいた。


(おかしい・・いつもならとっくに解けてるはずなのに・・・)
解けるどころか、段々強まってきていた。
俺はヤバいと思い、金縛りから抜け出そうとした。
動かない。体が重い・・・
俺は今になって、ことの重大さに気がついた。

何かが……俺の上にのっている

(こわい、なんだよコレ。なにがのってるんだよぉ!!)
混乱の中、何かの存在と恐怖がハッキリと鮮明に、俺の心にうかんだ。
動かない体を動かそうと、必死でもがいていると、首に圧迫感を感じた。
(首・・絞められてる・・・ヤバい・・いき・)
俺は声を出そうとした、口が動かない。
それでも声を出そうとすると、僅かにオエツがでた。
(イケる!!このまま)



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279: 2つめ 投稿日:2005/07/13(水) 01:40:55 ID:8X2j1fWKO

そーこーしてる間に、首を絞める力は強まり、息が出来なくなってきた。
『きえ・・ろ・』肺の空気を絞りだし声を出した。
『きえろ……おねがい・・きえてくれ・・』…最後の力だ…

『きえろぉぉぉぉォ』

ゆっくりと首にかかる力が抜けていく。
ギリギリだった、おもいきり息を吸った。
体にも自由が戻ってきた。俺は、上にのっているモノの正体を確かめようと、目を開けた。
そこには・・・・
テレビの砂嵐・・それの複合体みたいな、全体にモザイクがかかってるみたいなモノがいた。
それと目があった瞬間(目がドレか分からないのに、目があうって表現はおかしいけど)、体に電気が走ったみたいに痺れて、震えて・・俺の全てがコレを拒絶してるのが分かった。
ソレは、俺の体から数十㎝のところに浮いていて、そのまま天井まで昇り、消えていった。
消える瞬間、声じゃない声(これも変な表現だけど)が聞こえた。

「モウスコシダッタノニ」


280: 3つめ 投稿日:2005/07/13(水) 01:43:07 ID:8X2j1fWKO

情けない話だけど、その声を聞いたら、体の中から、何かが溢れてきて、泣いてしまった。
恐怖とか安堵とか、そんな言葉で言い表せない思いがこみあげてきたんだ。
俺は、大急ぎで電気とテレビをつけた。
時刻は3時17分。
深夜ニュースのおっさんに、救われた気がした。


282: 4つめラストです 投稿日:2005/07/13(水) 01:45:20 ID:8X2j1fWKO

体が汗で冷たい。俺は顔を洗いに、洗面所へ行った。
水が心地いい、生を実感した。
鏡を見ると、真っ青な顔をした俺が見返していた。
それとは対照的に、首は赤くなっていた。
首に水をつけ、そのまま部屋に戻ったが・・・・結局寝れなかった。


今も、金縛りは続いている。
アイツは、この後3度現れた。
俺は、この事件後しばらくして引っ越したが、その引っ越し先にもついてきた。
それからまた引っ越したが・・・・
今のところアイツは来ていない・・・


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