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不可解な体験、謎な話

怪我の多い子供だった俺に婆ちゃんがくれたお守りの薬瓶「びんづめさん」の話

編集・公開: オカルト速報
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931: 本当にあった怖い名無し 2011/05/11(水) 01:50:21.67 ID:7ydjsdIJO

びんづめさんの話をしていきますね。
友達に洒落怖向きと言われたので。

びんづめさんっていうのは当時子供だった俺が勝手に付けた名前。

まんま「瓶詰さん」。

婆ちゃんに貰ったお守りの薬瓶のコト。
綺麗な瑠璃色のアンティークで、革紐で首から提げられるようになってた。

「肌身離さず持ち歩いてね。何か危ないことがあれば瓶が音を立てるの、そうしたら絶対にその場を離れなさい」
そういって、怪我の多い子供だった俺にくれたモノだった。


びんづめさんが鳴るコトは度々あった。

例えば家の中で遊んでる時。コツ、コツ、と胸元で瓶が揺れたら、その部屋を出る。するとしばらくして、本棚が倒れる音がしたりする。

例えば青信号の横断歩道。コツコツコツコツ、と瓶が騒いだら、例え渡ってても引き返す。すると不注意なトレーラーが、無造作に右折してきたりする。

そういうコトが続いて、いつしか瓶の内側をコツコツ叩く誰かを「びんづめさん」と呼ぶようになってた。

そんな律儀なびんづめさんが暴れたのは、ある日母に連れられて地下鉄に乗ろうとした時だった。

ホームに立った瞬間。鳴る、というレベルになく、突然瓶が跳ね始めた。首から提げているため、顎にガツガツ当たってかなり痛い。
半泣きで「びんづめさんがおかしい」と母に訴えて、駅を出たのを今も覚えてる。

それは忘れもしない、
1995年3月20日の思い出。


引用元 : 死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?263


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