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怖い話

新興宗教とはちょっと違うような、なんて言うか妙な信仰があった。名前は『お先の神様』だったと思う。

編集・公開: オカルト速報
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106: 本当にあった怖い名無し 2011/07/04(月) 22:41:00.75 ID:/pNwb0SWO

文才無いが、雨の音聞いてたらふと思い出したガキの頃の話


俺の実家は秋田県のなまはげとかが出る某所に近い、比較的内陸側だったんだが
文字通りのド田舎で何もない場所で婆ちゃん達が集まって他愛の無い話したりお茶飲んだりしてる公民館みたいなとこによく連れてってもらってた
そこで信じられてた、新興宗教とはちょっと違うような、なんて言うか妙な信仰があった
名前は『お先の神様』だったと思う


名前は覚えてないけど、その人は確かにそう呼ばれてた
しかも公民館の中で普通に婆ちゃん達に混じって話したりしてて、どう見ても普通の美人なおばさんだった。
ただ、他の人と違ったのは『お先』を言い当てること、未来予知みたいなことをしてた。


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109: 本当にあった怖い名無し 2011/07/04(月) 22:51:50.66 ID:/pNwb0SWO

おそらく婆ちゃん達に近い歳のはずなのに、ガキの俺にも確かに美人に見えた
色白で、綺麗な黒髪ロングで、凄い優しい目をしてたと記憶してる

その人は他愛もない悩みから、かなり深刻な悩みまで幅広く相談を受けててそれが当たるもんだから爺ちゃん婆ちゃん達の間じゃ神様扱いされてたって感じだ


んで、ある日俺の家にその『お先の神様』が婆ちゃんに呼ばれてやって来た
子供ながら、やっぱり美人が家に来ると嬉しいもんでかなりはしゃいでたと記憶してる
で、家に呼ばれた理由は兄貴と俺の未来を見てもらうためだった


112: 本当にあった怖い名無し 2011/07/04(月) 23:00:23.59 ID:/pNwb0SWO

最初に兄貴と婆ちゃんが仏間に呼ばれて、俺は居間で待たされてた
確か夕方で、母親が仕事から帰ってきてて夕飯作ってたのを覚えてる

で、何十分か後に二人が仏間から出てきた
何か凄い深刻な顔をしてて、何を言われたか聞きたかったけど聞けなかった
いよいよ俺の番が来て、婆ちゃんと一緒に二人で仏間へ
『お先の神様』は普通に座布団に座ってたけど少し真剣な顔をしてたような気がする
それで、その人が俺の顔をじっと見て、一呼吸置いて一言
「大丈夫、この子は何をやっても上手くいく」
その一言で俺の未来予知は終わった


引用元 : 死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?272


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