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「車体がない」そのバイクはヘッドランプとテールランプの光しか見えなかった。ランプの光に照らし出されて浮かび上がるはずの車体も、搭乗者も見えなかった。
なにを聞いても無言です。 それどころか、物も言わずに部屋の中をず~っとグルグル歩き回ってました。 10分はそうしてたでしょうか。
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の「虫ドット」はゴキっぽい見た目だったから、 気持ち悪いし、最後の方なんか虫が増え過ぎて、 床一面がザワザワ動いてるみたいに見えたんで、怖かった。
外に便所があったらしくって、夜にトイレのドアをあけたら 3メートルくらいの全身真っ白い布の物体が立っていたらしい。
私がトイレをすませると 椅子には誰もいなく、友人が立っていました。 「ここにいた人帰ったの?」 「誰もいなかったよ…」
この霊能者たちも悉く謎の死亡・失踪・精神崩壊・・しかも、遺体が発見された霊能者は全員の内臓が抉り出されて、ぶちまけられていたとか。
その影は、私の影と一緒に光にあわせて伸びをして、階段を降りていく形でたんたんたん、 と足踏みをしている。
奴に近づくと獣臭とはあきらかに違う、血生臭さを感じる。 姿は大体が猿だが、熊や猪の場合もある。奴らは仲間でもなんでも皆食ってしまう。
物凄い瘴気と悪寒を感じ慌ててまわりを見回した。すると工場の奥から黒い影みたいな、明らかに人外のなにかがたくさんにじり寄って来た。
俺が聞いた。マネージャーが聞いた。二人が同時に聞いた。 俺はそういうものが居れば解る性質だ。 だが、その声の主の姿は見えない。気配も無い。 けど、居る。
スタンド付きの小さな机には沢山の錠剤の殻が散乱していた。睡眠薬を使った自殺だとすぐに判る。そして、電話側のメモ帳には…
居間の畳の下に、剥がしたらしい感じの爪が並んでたらしい 並んでたって言っても、横じゃなくて、縦だって。
兄貴が俺のとこ来て言った。 「やばい。これはやばい。持ってるもの全部捨てて入り口まで走れ。絶対に後ろ向くな」
車椅子の音が友人の入っている 大便スペースの前まで進んできて、しばらく変な言葉をぶつぶつと言っていたが、 しばらくすると便所の外に出て行ったという。
「なんですか?」 って言っても、その人はただ俯いてるだけで何も言わない。 フードの下、何とか見える顔の下半分。 口許が引き吊っている。
「もーいいかいー」 って声が聞こえてきた。一度だけじゃなく、何度も。 この声がとても不思議だった。大雨の中なのに、森全体に響き渡るような声だった。
俺はその赤ちゃんをもう一度見た。ゾッとした。 人形である。 人形に服を着せて、帽子を被し、タオルに包み、チャイルドシートに乗せていた。 鳥肌が立った。
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