266 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/09/24 22:40
聞いた話。
ある人が切り倒した木を寸断していると
木の中に空洞があり、その中に獣の骨が一揃い入っているのを見つけた。
抜け穴もなく外界から完全に隔絶した洞の中には
乾いた糞のようなものも落ちていたと言う。
277 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/09/25 02:56
>>266
そう言えば、むかし良くダンジョン系のゲームをやっていると、
テレポートに失敗して「岩の中にはまり込んだ状態」になる事が有った。
この獣は樹の中にテレポートしてしまったのか?
「中に入っていたのが人間の骨」だったら、大騒ぎだな…
267 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] 投稿日:03/09/24 22:50
聞いた話。
山菜採りを生業としている夫婦が、山肌にある大岩が燃えているのを見つけた。
慌てて近寄ったが、不思議と熱を感じない。
やがて火は消えたが、周囲の草や木には焦げた跡はなかった。
ただ、岩肌の苔は奇麗に無くなっていた。
268 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] 投稿日:03/09/24 22:57
聞いた話。
ある人が梯子に上り木の枝を切っていると、耳もとで声がした。
声のした方向を見ると、幹の向こう側から誰かが覗いている。
目が合った途端、そいつは上の方に滑るように消えてしまった。
その目は真ん丸で、目蓋がなかったと言う。
269 : 全裸隊 </b>◆E42SkPqq1E <b>[] 投稿日:03/09/24 23:02
>>266
なにやら、井伏鱒二の山椒魚を彷彿とさせる。
270 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] 投稿日:03/09/24 23:05
聞いた話。
猟師が河原に猿を追い詰め、銃で撃った。
倒れて動かなくなった猿のところへ、猟師が近付いてみると
そこにはひからびた猿の毛皮があるばかりで、周囲には血の跡もなかった。
猟犬は怯えるばかりで近寄ろうともしなかった。
286 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/09/25 20:46
>>270、忍猿が変わり身の術を使ったんでつか?
271 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] 投稿日:03/09/24 23:17
聞いた話。
男が炭を焼いていると、窯の中から妙な音がする。
耳を澄ませると、男がいつも歌っている歌が聞こえてきた。
気味が悪くなったものの、そのまま焼き続けた。
やがて出来上がった炭は、生焼けで使い物にならなかったと言う。
280 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/09/25 04:29
>>271
仕事は集中してやれという教訓だな
273 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/09/24 23:48
短いけど(・∀・)イイ!
275 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/09/25 02:43
伊勢物語のような、遠野物語のような
うん、「聞いた話」ってのいいね!
292 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/09/25 23:28
293 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/09/25 23:29
294 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/09/25 23:30
295 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] 投稿日:03/09/25 23:31
291 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/09/25 23:27
聞いた話。
ある男が山菜を摘んでいると、背後から何物かが近づいてくるような音がした。
てっきり猪か熊だと思い込み、慌てて手近な木の上に登って下を見ていると
姿の見えない何物かによって草や灌木がなぎ倒され、けもの道が出来上がっていく。
それが遠ざかってから下に降りてみると、辺りには百合の匂いが漂っていた。
292 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/09/25 23:28
聞いた話。
その杣取りは、毎朝桜の木の根元にあるお地蔵さまに手を合わせるのを日課としていた。
ある日、手を合わせている最中にお地蔵さまの顔が何処となく悲しげに見えた。
そこで、五分咲きの桜の枝を手折りお地蔵さまの足元に添えた。
夕刻山から下りてくると、満開となった桜の枝がお地蔵さまの頭を貫いていた。
293 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/09/25 23:29
聞いた話。
枯れた竹薮に湧く化け物がいるらしい。立木を引き倒し、大雨を降らせると言う。
嵐の夜、見回りをしていた男が、半年前に枯れた竹薮の足元に来た時
黒髪のようなものが絡み付いた木々が、土石流と共に押し寄せてきた。
慌てて逃げる男の後ろから、甲高い笑い声が追いかけてきた。
294 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/09/25 23:30
聞いた話。
一仕事終えた男が山で酒を飲んでいると、突然耳もとで声がした。
「馬鹿だな、馬の小便なんか飲んで」それを聞いた途端、
口の中に何とも言えない味が広がり、男は思わず酒の瓶を放り投げた。
一瞬後、我に返った男がいくら探しても瓶は見つからなかった。
295 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] 投稿日:03/09/25 23:31
聞いた話。
ある人が山中の滝壷の側で休んでいた。
何気なく滝に近付いた際、轟々と流れ落ちる水の中で腹を見せて泳いでいる魚を見つけた。
尾ひれを優雅にくねらせる魚の周囲の水は静止しているようにも見える。
思わず顔を近付けたその時、向こう側の水面から突き出した嘴が魚をついばんで消えた。
302 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/09/26 03:03
303 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/09/26 03:12
316 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/09/26 23:27
317 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/09/26 23:28
318 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/09/26 23:29
319 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/09/26 23:30
320 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/09/27 00:12
321 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/09/27 01:56
301 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/09/26 02:47
聞いた話。
猟師をしていた祖父は山で人の形をした獣を撃った。
翌々日に家に帰った祖父は祖母にそのことを話した。
祖母は顔を青くして昨晩猿のようなものが人の言葉で
祖父の名前を呼ばわりながら家の周りをぐるぐる回ってい
たことを祖父に話した。
302 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/09/26 03:03
聞いた話。
釣りをしていなはいけないとゆう伝えの残る沢での話。
そこで釣りをした叔父いわく、そこほど岩魚がたやすく釣れる場所は
無いと言う。えさをつけて投げ入れるだけで必ず釣れる。
しかし、そこほど恐ろしい場所も無いという。
向かいの川辺から何人もの獣じみた目をした白い顔がこちらを見ているのだと
云う。気にしない振りをして釣りを続ける。
家路につくころには白い顔は殺気をあらわにして、いよいよ獣じみてくる。
さてそろそろかと思い、叔父は家路に着くという。
恐ろしいことはないのかと叔父に尋ねると、叔父いわく
「恐ろしいが、白い顔の連中が里の近くまでついて来るだけだ
なんの悪さも祟りも無い」
叔父は今でもそこに通っているが、今ではあまり白い顔の人たちは見ないと
ゆう。
303 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/09/26 03:12
聞いた話。
山の木には切ってはいけない木があるとゆう。
古木に限らず、若木であっても熟練の者であればそれとわかるという。
ある若者がその類の木を切ろうとした。
「やめてくれ!!」との声がして振り向くと、その若者の祖母がいたと
ゆう。チェーンソーをとめるや否や、祖母の姿は煙と消えた。
若者は恐ろしくなって山を降りた。家に帰ると祖母が亡くなっていた。
315 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/09/26 23:26
聞いた話。
ある晴れた日の早朝、村人が外に出てみると山の景色が変わっていた。
形が幾分ずんぐりとしていて色は黒く、全体がうねうねと蠢いているようにも見える。
村人が騒然とする中、猟師がのそりと歩み出て空に向かい銃声を一発轟かせた。
すると、山から雲が湧くように無数の黒い鳥が一斉に羽ばたき、何処へと飛び去った。
316 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/09/26 23:27
聞いた話。
山奥の里に漁師と呼ばれている男がいた。早朝山へ登ると夕方には魚を持ち帰ってくる。
里で持ち帰った魚を売るのだが、その中に海のものと思われる魚が混ざっている。
どの魚も採れたてのように新鮮なので、ある人が何処で釣っているのかと聞いた。
漁師は坊主岩の下にある池で採るのだと答えたが、坊主岩という名を知る者はいなかった。
317 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/09/26 23:28
聞いた話。
ある男が木を切っている最中、切り口から白い手が伸びてチェーンソーの刃を掴んだ。
思わず覗き込んだ刹那、男は縦に裂けた木の幹に胸を強打され、吹っ飛ばされてしまった。
気が付くと、全身ずぶ濡れで家の縁側に横たわっていた。妻が心配そうに覗き込んでいる。
派手な水音がしたので表に出たところ、夫が池の中に倒れているのを見つけたらしい。
318 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/09/26 23:29
聞いた話。
ある日、少女は村の年寄りに中腹にある石垣より上に立ち入るなと言われた。
少女に思い当たる節は無かったが、石垣には近づかないように心掛けていた。
ある晩、ふと目が覚めると、豪雨のさ中に石垣の上で寝ている自分に気が付いた。
驚いて山を下ったが、すでに村は土石流に押し流され、助かったのは少女だけだった。
319 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/09/26 23:30
聞いた話。
冬のあいだ閉鎖されていた山小屋で、老人と若い女性の遺体が発見された。
二人とも街を歩くような軽装で、老人は83歳という高齢、女性は妊娠7ヶ月であった。
後の調査では、彼らがどのようにして山小屋に辿り着いたのかは分からずじまいだったが
二人が夫婦であったことが判明した。
320 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/09/27 00:12
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
うーん、面白い!
321 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/09/27 01:56
聞いた話面白い。古き良き「不思議話」の雰囲気がある。
326 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/09/27 21:13
327 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/09/27 23:43
328 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/09/27 23:45
329 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/09/27 23:46
330 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/09/27 23:47
331 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/09/27 23:48
325 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/09/27 21:02
なぜそうなるのか、理屈が通っていない所が面白い。
以前のロアにしろ聞いた事もない話ばかりだが、これは全て創作なのだろうか?
凄いな・・・。
326 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/09/27 21:13
よその「話」スレみたいに、
オチをつけたり同意を求めたりしないからだろうな。
淡々と「話」を述べる。
たしかに遠野物語なんかも、そこが面白さなんだよね。
327 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/09/27 23:43
聞いた話。
ある人が弁当を木に吊るして草刈りをしていた。
昼飯時になって弁当を下ろそうとすると妙に軽い。
包みを開けると、弁当はすっかり食べられていて、代りに白い花が一輪残されていた。
通りがかった旅人に見せると、これはカタクリの花で白いのは非常に珍しいのだと言った。
328 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/09/27 23:45
聞いた話。
深夜、車が谷に転落したとの連絡を受けた警官が現場に向かった。
破損したガードレールと崖下へと消えるタイヤの跡があったものの
谷底には車が転落した形跡すら見つからなかった。
地面には、森の中へと続く血痕だけが残されていた。
329 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/09/27 23:46
聞いた話。
その木こり達は、いつも四人組で仕事をしていた。
ある日、いつになく仕事が早く終わったので上機嫌で土場に降りてきた。
すると、なぜか既にたき火が焚かれており、周りには石が五つ並べられていた。
翌日、四人が山に入ると、昨日切り倒した木が一本残らず無くなっていた。
330 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/09/27 23:47
聞いた話。
その池では、欲しい椀の数を書いた紙を放つと、翌朝にその数の椀が浮くと言う。
ある時、息子の結婚式を翌朝に控えた百姓が必要な椀の数をしたためて池に流した。
翌朝になって池に行ってみると、浮いている椀の数が一つ少ない。
百姓が家に戻って間もなく、客の一人が不慮の事故で亡くなったとの連絡が入った。
331 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/09/27 23:48
聞いた話。
猟師が雪山で見た事もない獣の足跡を見つけた。
それを追っていくうちに妙なことに気が付いた。
足跡がだんだん小さくなっている。
やがて豆粒大になった足跡が、雪原の真ん中で消えていた。
588 : 聞いた話[sage] 投稿日:03/11/17 01:01
台風による強風が吹き荒れた翌朝のこと。
一人の男が、自身の所有する山林の様子を見るために山の奥へと車を走らせた。
が、目的地まであと少しというところで林道は寸断されていた。
山崩れによる土砂の上に、強風で倒れた木々が幾重にも重なりあっている。
簡単には復旧できそうにない有り様に、男は諦めて引き返そうとした。
ところが、寸断された地点の少し手前に、奥へと向かう見知らぬ山道がある。
人が一人やっと通れるくらいの細い道だったが、どうやら迂回できるようだ。
男は、その道を通ってようやく自分の山へと辿り着くことができた。
山は酷い有り様だった。
倒木が至る所に転がっており、かろうじて立っている木も殆どが途中で曲がっている。
男は、翌週から山を復旧すべく作業を始めた。
倒木は寸断して積み上げ、曲がった木は引っ張って元通りにする。
周囲の山林も似たような状況なのに、誰も復旧作業にあらわれない。
無惨な姿のまま放ったらかしにされている山を見る度に、男は心を傷めた。
そんなある日、台風被害に対する補助金の説明会が催され、多くの森林所有者が集まった。
その席で、男は隣接する森林の所有者を捕まえて問い質した。
「なぜ、倒れた木々を放っておくのか?あのままでは山は荒れ果てる一方だぞ」
「何だと?俺はちゃんとやっているさ。お前の方こそ何時まで放っておくつもりだ?」
誰に聞いてもこんな調子で話が噛み合ない。
それなら一緒に行ってみよう、と何人かで連れ立って山へと向かった。
ところが、いつも通っていたはずの山道が見つからない。
「おかしいな」「ここにあった筈だが…」「痕跡すらないとはどうした事だ」
どうやら、各々があの山道を通って作業に通っていたらしい。
仕方なく、山の中を切り開いて奥へと向かった。
着いてみると、一帯の山林はどこも綺麗に復旧されている。
しかし、彼等は誰一人お互いが作業しているところを見ていなかったし、
昨日までは自分の山以外は荒れ放題だった、と主張して譲らなかった。
595 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/11/17 12:13
>>588
面白かった。でも不思議
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