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ほんのりと怖い話

【ほんのり二篇】木に落ちた雷って戻るんだよ / 「こんばんは」 挨拶してきたのは小学年程度の大きさの猿だった

コメント 4 編集・公開: オカルト速報

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916:名無しのオカルト 2020/08/16(日)23:03:37 ID: JbcJGZnp0.net

長野の高原っぽい開けた場所での話。
昔だからスマホも携帯すら無く、小さな地図と太陽や星や木の茂り方から方角を探る程度の何処走ってるか判らないようなツーリングでの事。

そこは広い平原にバイクの走った痕跡やまれにわだちの4輪車が通った後が残るような手入れされた場所だった。
ノンビリ走っていたのだが西の空が暗い。
雨に濡れると着替えが無いから寝袋で不快な想いをしなきゃならない。

そうこうしてると雨がポツポツと降って来て遠くから雷さえ聞こえる。
平原から林に入って木陰でカッパを着るべく準備してた。

その目の前10mぐらいの木に落雷!
耳は聞こえなくなるしバイクは振動で倒れるし木が文字通り木っ端微塵になって飛んで来た。
ヘルメット完備だから怪我はしない。
でな、木に落ちた雷って戻るんだよ。
バリバリドーンと地面に入った後に空中に戻る。
周りの木の葉先なんかから一斉に火花っぽいのが飛ぶんだ。
それがヒラヒラと地面に落ちて雷が終わる。
落ちた木は裂けて割れて燃えるんだぜ。
一歩間違えばまともに食らってヤバい所だが、あれは見れる物なら見て置いた方がいい。
YouTubeとかで探したけど、あれほど綺麗なのは今の所は見つかってないな。




 
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917:名無しのオカルト 2020/08/16(日)23:11:46.32 ID: JbcJGZnp0.net

大きな猿の話
バイクで山道の奥まで進み獣道まで分け行って好みの場所でテント張るキャンプをしていた。
場所的には山梨と長野の境らへんだと思う。

これたぶん酔ってたから夢かと思うが変わった事に出会った。
夕方のまだ明るいうちに設営は終わり、暗くなる頃にはラジオ鳴らしてガソリンコンロの火を明かりに酒飲んでた。

もう日は落ちて月明かりも無い暗闇に何かが動いて出て来た。
「こんばんは」
挨拶してきたのは小学校高学年程度の大きさの猿だった。

オレが思ったのは2つで、一つは神様ポイヤツ、もう一つが着ぐるみでのドッキリ。
「こんばんは、お酒一緒にどうですか?」と誘うと人の笑い顔で「よろしいですか」と向かいの石に腰掛けた。
猿のイメージとしては笑いは歯剥き出して威嚇に近い顔をするものだと思ってたが、どう転んでも人っぽい高貴な笑顔で返した。

紙パックの2Lの安酒から予備のカップに注いで渡すのだが、やっぱりどう見ても本物の猿。
ただやたら大きい。
コイツと酔いながら普通に人間の言葉で話す。
ただ山や草木の話をされても付いて行けない。
「神様ですか」の問いには今までとは打って変わって強く否定して「そんなんじゃねぇ」と言われたのが印象深かった。

翌朝や予備の為に取って置いた肉やウィンナーを焼いて勧めるとニコニコしながら受け取って食べるのだが、噛みちぎる瞬間だけは何か野生感じた。

予備はそれほど多く無かったので、「手持ちはこれで最後ですが召し上がって下さい」と出すと、「これは申し訳ない、ちょっと待ってて下さい」と猿が森に入って行く。
歩き方も片足に全体重掛けて肩で歩く猿そのもので着ぐるみの線は消えた。
まぁ飲んでる最中から足とか手見て着ぐるみじゃ無いよなーと感じてた。
森に入る時に背中にチャック有るかと真剣に見たしね。

猿が消えて1時間も過ぎたか、帰って来ないし夢だったんだろとテント周り片付けて寝た。
翌朝テントの前に桃と猪の肉と思われる毛の付いて肉が置いて有った。
毛を触ると確かに猪だが、うんこ臭さとか無いし焼いたら非常に美味だった。
やっぱ神様だったのかなぁ




引用元:ほんのりと怖い話スレ 140
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