他サイトの新着記事

  • 新着記事を読み込んでいます…

※外部サイトへ移動します

他サイトの新着記事

  • 新着記事を読み込んでいます…

※外部サイトへ移動します

他サイトの新着記事

※外部サイトへ移動します

怖い話

【短篇集】山の怖い話『山の中の天使とは』『仏舎利塔の前』『父親を呪うことにした』【雷鳥】

コメント 0 編集・公開: オカルト速報

あわせて読みたい 他サイトの話題

  • 新着記事を読み込んでいます…

※外部サイトへ移動します

あわせて読みたい 他サイトの話題

  • 新着記事を読み込んでいます…

※外部サイトへ移動します

196:名無しのオカルト 2009/02/27(金) 19:39:16 ID: ID:r+qx/QXd0

29 名前: 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ 04/01/19 22:51

知り合いの話。

彼はかなり深い山奥に住んでいる。
一番近い隣家でも、一キロくらい離れているそうだ。
ある日、その隣家の母娘と農道で一緒になった。
娘はなかなか社交的なお嬢さんで、彼にいろいろと話しかけてきた。
お嬢さん曰く、彼女はよく山の中で天使と遊んでいるのだという。

子供の空想かと微笑ましく思い、可愛いものですねと母親に話しかけた。
母親は急に無表情になって言った。

 天使には毛の生えた尻尾なんて生えてないわ。

そこで会話が途切れてしまい、そのまま道なりに別れたという。
数年後その家族は引っ越してしまい、天使のこともそれきりなのだそうだ。




 

198:名無しのオカルト 2009/02/27(金) 19:40:27 ID: ID:r+qx/QXd0

176 名前: 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ 04/01/24 01:22

知り合いの話。

近場の森林公園に、家族でハイキングに行った時のこと。
その公園の外れには、大きな仏舎利塔があるのだそうだ。
少し離れた斜面にある寺院のものだという。
彼は買ったばかりのホームビデオで、自分の娘さんを撮りまくった。

家に帰って撮影したビデオを編集しているうちに、奇妙なことに気がついた。
仏舎利塔の前で子供を撮った映像にだけ、引っかくような小さい雑音が入っている。
音量を上げて確認してみると、それは女の甲高い笑い声だった。

家族が気がつく前に、その部分の映像と音声は消去したのだという。




227:名無しのオカルト 2009/02/28(土) 10:35:42 ID: ID:YgvtCDS+0

177 名前: 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ 04/01/24 01:24

知り合いの話。

彼のお爺さんが、山村のバス停でバスを待っていた時のこと。
道路の向こう側を、野良犬が一匹歩いていたという。
何の気なしに見ているうち、犬は水たまりを渡り始めた。
二三歩進んだ時、いきなり前足が地面に吸い込まれた。
そのまま飛沫を上げて犬は水に没したのだという。

お爺さんが駆けよると、そこは深さが一センチもない浅い水たまりだった。
落下物があったことを示す波紋だけが、わずかに水面に残っていた。
あたりには犬の姿などどこにも見当たらない。
お爺さんは一刻も早くバスが来ることを願ったのだそうだ。




228:名無しのオカルト 2009/02/28(土) 10:36:03 ID: ID:YgvtCDS+0

178 名前: 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ 04/01/24 01:25

知り合いの話。

彼女がまだ幼い頃、父親が約束をすっぽかして登山に行ってしまったらしい。
癇癪を起こした彼女は父親を呪うことにした。
藁人形がほしかったが、手に入らなかったので、遊ばなくなった布人形に父親の似顔絵を描いて代用品にした。

手や足に針を突き刺してひねり回していた時のことだ。
いきなり人形が、目の前でぺしゃりと潰れてしまった。
中身の綿が飛び出すような酷い有様で、遊び半分だった彼女は思わず泣き出した。
人形はそのままおもちゃ箱の底に隠してしまった。

数日後、帰宅した父は九死に一生を得たと興奮しながら話してくれた。
高い岩壁を登っていると突然、手足に激痛がして滑落してしまったという。
下の岩場に叩き付けられたのだが、不思議なことにかすり傷だけで済んだのだという。
一緒にいた仲間たちは、口々に奇跡だと言っていたそうだ。

彼女は人形のことを両親には話せなかった。
人形に描いた父の似顔絵を消すと、こっそり幼稚園の人形供養に出したという。
以来、彼女は人を意識して呪わないように注意しているのだそうだ。




スポンサーリンク

229:名無しのオカルト 2009/02/28(土) 10:36:25 ID: ID:YgvtCDS+0

219 名前: 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ 04/01/25 23:59

知り合いの話。

冬山を単独登山していた時のこと。
激しい吹雪に見舞われ、近場の山小屋へ避難した。
暖を取ろうとして燃やせるものを探しているうち、変わった物を見つけた。
缶箱にスクラップブックと、十数枚の様々な宝くじが入っていた。
年末ジャンボから小さな商店街のくじまで、多種多様だったという。
ブックの方は、どうやら宝くじの当選番号を綴じているらしい。

何気なくパラパラと流し読みした彼は、あることに気がついて驚愕した。
箱の中の宝くじは、どれもがその一等懸賞に当たっていたのだ。
残念ながら、引き換え期限はすべて過ぎていたが。
スクラップブックの一番最後には、手書きで乱雑な文字が書き込まれていた。

 くだらない

くじを燃やすのも不気味に思われたので、元あった場所に戻したという。
吹雪が止んでその小屋から逃げ出せるのを、彼は心待ちにしたそうだ。




230:名無しのオカルト 2009/02/28(土) 10:37:32 ID: ID:YgvtCDS+0

220 名前: 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ 04/01/26 00:01

友人の話。

天文ファンの彼は、何か天体ショーが起こると、街の灯が届かない山奥に行く。
その日も、ある彗星を見るために車で出かけていたそうだ。

撮影用の赤道儀をいじっている時に、妙な現象に気がついたという。
一部の星が何かに覆い隠されるように消えていくのだ。
天を凝視していると、やがて巨大なものが、はるか高空を飛んでいるのに気がついた。
とてつもない大きさの五角形が、伸び縮みするように変形しながら、空を西から
東へ流れていったという。

慌てて写真を撮ったが、どれも真っ暗で何も判別できなかった。
その後は一回も目撃できていないそうだ。




231:名無しのオカルト 2009/02/28(土) 10:38:05 ID: ID:YgvtCDS+0

221 名前: 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ 04/01/26 00:03

友人の話。

一人で秋の山野をハイキングしていた時のこと。
午前の爽やかな空気の中、草原をゆったりと歩いていたそうだ。
彼の目の前に、赤トンボの大群が姿を現した。
次の瞬間、彼はトンボの群れに包まれてしまったという。
右も左もトンボしか見えず、彼らの羽音しか耳に聞こえなかった。
ひどく幻想的な情景だったと彼は言う。

唐突に赤トンボの群れは過ぎ去り、あたりを見渡した彼は驚いた。
見事な夕焼けが目に入ったからだ。
トンボに包まれていたのはわずかな時間のはずなのに、半日以上の時間が過ぎていた。
「虫も人を化かすことがあるのかな」彼は不思議気にそう語ってくれた。

今、その草原は切り崩され、大きな大学が建設されている。
トンボもその数をすっかり減らしてしまったそうだ。




スポンサーリンク

232:名無しのオカルト 2009/02/28(土) 10:38:30 ID: ID:YgvtCDS+0

292 名前: 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ 04/01/31 00:12

友人の話。

彼は小さい頃、よく実家の裏山にカブトムシを取りに行っていたそうだ。
目星をつけた木を蹴飛ばし、落ちてくる虫を捕まえていたのだという。

ある夏の日、いつもみたく木を蹴飛ばしていると、ドスンと異様な物が落ちてきた。
大きさは、小学生だった彼の弟くらいもあったらしい。
黒光りする逆刺がびっしりと生えた足が、数え切れないほど蠢いていた。
自分では起き上がることができないようで、足をわさわさ暴れさせている。

慌てて逃げ帰ると、祖父にひどく怒られた。
何の申し訳も無しに古い木を蹴飛ばすから、そんな目に遭うのだと。
以来、彼は木を蹴る前に「ごめんね」と謝るようにしたのだという。




233:名無しのオカルト 2009/02/28(土) 10:39:59 ID: ID:YgvtCDS+0

293 名前: 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ 04/01/31 00:14

知り合いの話。

彼は、今はもう使われていない小さな火葬場で働いていたそうだ。
その火葬場は小さな山を登りきった所にあり、訪れる者もそう滅多にいなかった。

それがいつの頃からか、変わった客が顔を出すようになったという。
仏が焼かれる時に、焼き場の周りを猫がぐるりと囲むようになったのだ。
そのうちに猫たちは、仏が出る前から集まってくるようになった。
猫の集まり具合で、近いうちに死人が出るなと判断できたくらいだったという。

火葬場が閉鎖されると、猫たちが集まることは無くなった。
猫が死者を送っているように見えたのがとても不思議だった、と彼は言っている。

果たして本当に猫は死者を送るために集まっていたのだろうか。




234:名無しのオカルト 2009/02/28(土) 10:41:05 ID: ID:YgvtCDS+0

294 名前: 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ 04/01/31 00:17

友人の話。

単独登山を好む彼は、よく山中の無人駅や廃駅を宿にしていたらしい。
その夜も、ある単線の廃駅でまどろんでいたという。
真夜中を過ぎた頃、澄んだ音が聞こえて目が覚めた。
リン、という鈴の音だった。
しばらく耳を澄ませたが何も聞こえず、気のせいかと思い始めた時。

 リン、リン、リン、リン――

急に連続した鈴の音が、がらんとしたホームに響き出した。
身を硬くした彼は、向かいのホームの屋根上に誰かいることに気がついた。
長い髪の女が月を背にして、激しく頭を振っている。
頭を振るたび鈴の音がリンと響く。

凝視していた彼は、ふいに自分が間違えていることを悟った。
女は屋根の上に立っているのではなく、建物の裏側に立っていたのだ。
一体、何頭身あるのだろうか。
顔の大きさが普通なだけに、とんでもなく異様な感じを受ける。
やがて女の身体はぐっとしなり、彼の目の前まで顔を突き出してきた。
目に瞳孔はなく、口が耳まで裂けていた。

彼はそこで失神したらしい。
目を覚ました時は、すでに夜が明けていた。
前夜の出来事を思い出させるものは、何も残っていなかったそうだ。




引用元:∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part41∧∧
スポンサーリンク
0 件 最初のコメントを書く この記事の感想・反応をどうぞ
広告

コメント

コメントを読み込んでいます…