186:名無しのオカルト 2010/04/12(月) 22:44:58 ID: ID:IIe19TIJ0
不思議な話のまとめスレみて、書き込みたくなったのでここに投下します。
小学校3年か、4年の頃。山形の家。冬。
うちは借家で、玄関はサザエさんちみたいに、開けるとガラガラガラアと音がした。
玄関の音で、オヤジか、お袋か、兄貴か、お客さんかわかった。
真夜中(自分では2~4時くらいだと思う)、ガラガラー!と玄関を開ける音で目が覚めた。
俺達が寝た後で、だれか玄関をあけると飛び起きるクセがあったので(両親が仕事で夜おそくなるから)
すぐにぱっちり目が覚めた。
その日は雪が数十センチ積もっていたので、玄関に入ってきた大人の足音は
ガポッガポッっと長靴の雪をあがりがまち(玄関の段差)にぶつけて雪を払う音がした。
おれは「えっ!?」っと思った。
なぜならば、その晩は、お袋が玄関のカギをしっかりとかけるのを見ていたからだ。
入ってきた足音は、スラッ!と戸をあけて、隣の部屋に入ってきた。
おれが寝ている部屋の、ふすまを挟んで隣だ。
となりには兄貴が寝ていた。
足音はミシッ、ミシッ、ミシッ・・・と四歩あるいて聞こえなくなった。
小学校3年か、4年の頃。山形の家。冬。
うちは借家で、玄関はサザエさんちみたいに、開けるとガラガラガラアと音がした。
玄関の音で、オヤジか、お袋か、兄貴か、お客さんかわかった。
真夜中(自分では2~4時くらいだと思う)、ガラガラー!と玄関を開ける音で目が覚めた。
俺達が寝た後で、だれか玄関をあけると飛び起きるクセがあったので(両親が仕事で夜おそくなるから)
すぐにぱっちり目が覚めた。
その日は雪が数十センチ積もっていたので、玄関に入ってきた大人の足音は
ガポッガポッっと長靴の雪をあがりがまち(玄関の段差)にぶつけて雪を払う音がした。
おれは「えっ!?」っと思った。
なぜならば、その晩は、お袋が玄関のカギをしっかりとかけるのを見ていたからだ。
入ってきた足音は、スラッ!と戸をあけて、隣の部屋に入ってきた。
おれが寝ている部屋の、ふすまを挟んで隣だ。
となりには兄貴が寝ていた。
足音はミシッ、ミシッ、ミシッ・・・と四歩あるいて聞こえなくなった。
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187:名無しのオカルト 2010/04/12(月) 22:58:09 ID: ID:IIe19TIJ0
つづき・・・
おれはパニックに陥っていた。
当時、まごうことなき臆病者のおれは、こわくてスピルバーグの「レイダース」さえ観れなかったくらいだ。
「その男」は布団のすぐ隣にあるフスマを隔てた隣の部屋にいる。
兄貴が無事か心配だった。
全身系を集中させて、もう音が聞こえないか聞き耳を立てた。
何にも音がしなくて、無音の世界が逆にキーンとするくらい何にも音がしなかった。
音が去ることを祈って、心の中で一、二、三・・・と数え、三十くらいまで数えると、
また畳を踏む、ミシィッ、という音が聞こえて、小便ちびりそうだった。
そのうち、足音なのか、小さく何かがきしむ音なのか判別ができないくらいになるまで
40分くらい全身系を集中させて隣の部屋の音に聞き耳を立てていた。
おれと同じ部屋にはお袋と、まだ小さかった弟がねていたのだが、
怖くて起き上がることすらできなかった。
そんな恐怖のなか、人間ってねれるもんで、いつの間にか寝ていた。
朝、起きたら一番に玄関のカギをチェックしにいき、お袋に
「ゆうべ夜中にカギ開けた?」って聞いたら、「開けるわけないじゃないのよ!」と怒られた。
怖がりのクセに、UFOとか幽霊とか、一度みてみたくて、見たら友達に自慢したいと
思っていたおれだったが、その夜の出来事はあまりに現実だったので、自分自身で他人に説明しようがなくって
ずっとだれにもしゃべらずにいた。
続く・・・
おれはパニックに陥っていた。
当時、まごうことなき臆病者のおれは、こわくてスピルバーグの「レイダース」さえ観れなかったくらいだ。
「その男」は布団のすぐ隣にあるフスマを隔てた隣の部屋にいる。
兄貴が無事か心配だった。
全身系を集中させて、もう音が聞こえないか聞き耳を立てた。
何にも音がしなくて、無音の世界が逆にキーンとするくらい何にも音がしなかった。
音が去ることを祈って、心の中で一、二、三・・・と数え、三十くらいまで数えると、
また畳を踏む、ミシィッ、という音が聞こえて、小便ちびりそうだった。
そのうち、足音なのか、小さく何かがきしむ音なのか判別ができないくらいになるまで
40分くらい全身系を集中させて隣の部屋の音に聞き耳を立てていた。
おれと同じ部屋にはお袋と、まだ小さかった弟がねていたのだが、
怖くて起き上がることすらできなかった。
そんな恐怖のなか、人間ってねれるもんで、いつの間にか寝ていた。
朝、起きたら一番に玄関のカギをチェックしにいき、お袋に
「ゆうべ夜中にカギ開けた?」って聞いたら、「開けるわけないじゃないのよ!」と怒られた。
怖がりのクセに、UFOとか幽霊とか、一度みてみたくて、見たら友達に自慢したいと
思っていたおれだったが、その夜の出来事はあまりに現実だったので、自分自身で他人に説明しようがなくって
ずっとだれにもしゃべらずにいた。
続く・・・
188:名無しのオカルト 2010/04/12(月) 23:09:53 ID: ID:IIe19TIJ0
つづき(3)
続かせといて、後につづく話はもう無いことに気づいた・・・が!無理やりあとがき!
今はもう立派な大人だが(社会的には立派じゃないが)
その後、あこがれだった金縛りや幽体離脱もバンバン体験し
科学的根拠についてもひととおり調べ、フロイトの精神分析学入門や夢判断もよ~く読んだ。
当時の借家は、同じつくりが3軒並んでて、隣の家の音なのかとも疑い、
実際、隣の家の玄関がガラガラーと開く音も聞こえたが、自宅の玄関と隣では絶対に音が違うと確信した。
それに、畳を歩いた四歩の音の説明がつかない。
借家もぜんぜん古くなく、近くに神社や、もと墓場だったという話も聞かない。
長距離トラック運転手のオヤジが寝ぼけてドッペルしたとすれば、その時の雰囲気とか全部つじつまがあう。
ありえない事がフスマの隣で起こっていた恐怖はあるが、霊的な恐怖が微塵もなかったことが印象的だった。
(もし幽霊見てたら恐怖で死んじゃってると思う)
続かせといて、後につづく話はもう無いことに気づいた・・・が!無理やりあとがき!
今はもう立派な大人だが(社会的には立派じゃないが)
その後、あこがれだった金縛りや幽体離脱もバンバン体験し
科学的根拠についてもひととおり調べ、フロイトの精神分析学入門や夢判断もよ~く読んだ。
当時の借家は、同じつくりが3軒並んでて、隣の家の音なのかとも疑い、
実際、隣の家の玄関がガラガラーと開く音も聞こえたが、自宅の玄関と隣では絶対に音が違うと確信した。
それに、畳を歩いた四歩の音の説明がつかない。
借家もぜんぜん古くなく、近くに神社や、もと墓場だったという話も聞かない。
長距離トラック運転手のオヤジが寝ぼけてドッペルしたとすれば、その時の雰囲気とか全部つじつまがあう。
ありえない事がフスマの隣で起こっていた恐怖はあるが、霊的な恐怖が微塵もなかったことが印象的だった。
(もし幽霊見てたら恐怖で死んじゃってると思う)
引用元:【オカルト】家系を巡る不思議な話【835】
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