津署は三日、平成十六年二月から行方不明の津市高野尾町、会社員山浦希望さん=当時(20)=らしき
若い女性の遺体を安芸郡芸濃町河内の山林で発見したと発表した。
山浦さんが軽乗用車で自損事故を起こした現場近くで、着衣も似ているという。遺体は白骨化しており、
歯型鑑定し身元の特定を急ぐ。

調べでは、山浦さんらしき遺体は二日午後三時半ごろ、スギの枝打ちに山を訪れた森林組合の男性職員(34)ら
二人に発見された。行方不明時と同じ白色っぽいシャツに、黒色のズボン、赤色のパーカーの着衣だった。

この若い女性の遺体は、死後一年以上経過しているとみられ、完全に白骨化していた。骨折など外傷はなく、
着衣に乱れはなかった。ズボンのポケットに、山浦さんが失踪(しっそう)当時使っていたものと同じ会社の携帯電話が入っていた。

三日早朝から本格的に始めた検視・鑑識作業で判明した。津署はすでに、山浦さんの両親に対し「(若い女性の遺体が)
希望さんの可能性がある」と報告しているという。

ソース
伊勢新聞 http://www.isenp.co.jp/news/_2005/1204/news00.htm