他サイトの新着記事

  • 新着記事を読み込んでいます…

※外部サイトへ移動します

他サイトの新着記事

  • 新着記事を読み込んでいます…

※外部サイトへ移動します

他サイトの新着記事

※外部サイトへ移動します

怖い話

【オカルト】夜勤の看護師はなぜ幽霊を怖がらないのか?霊安室そばの病棟で語られた日常。

コメント 0 編集・公開: オカルト速報

あわせて読みたい 他サイトの話題

  • 新着記事を読み込んでいます…

※外部サイトへ移動します

あわせて読みたい 他サイトの話題

  • 新着記事を読み込んでいます…

※外部サイトへ移動します

『死ぬ程洒落にならない怖い話』スレ380から。同じ投稿主が続けて語った二本立てで、淡々とした語り口がじわじわ効いてくる。
223: 名無しのオカルト 2024/11/05(火) 12:24:49.74 ID:dR0QxuUW0.net ID:dR0QxuUW0
『義妹』

■新居
 当時交際中だった妻と結婚することを決め、既に一緒に飲む間柄となっていた義父母に改めて挨拶し許しを得た。
 要らぬ記念日を増やさないため、結婚式当日に入籍することにしたが、その前に新居を探し始めた。結局、2台の駐車が可能な古い一軒家に決めた。妻は一軒家にしか住んだことがないことが決め手だった。
 結婚することは決めたものの、入籍前ということから義父母の気持ちを考えて先に私が一人で住むことにした。
 実際一人で住んでみると、それまで私が長く住んでいた1Kのアパートと比べれば一軒家は広々としている一方で、どこか薄ら寒い気がした。

引用元: ・死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?380

224: 名無しのオカルト 2024/11/05(火) 12:26:00.16 ID:dR0QxuUW0.net ID:dR0QxuUW0
>>223
続き

■来訪
 一人で住み始めて一ヶ月ほどたった頃。私は階段を上ってすぐ左手にある2階の6畳間で眠っていた。眠っていたはずなのだが、キーーンという強烈な耳鳴りがした。その耳鳴りで私は顔をしかめながら目を開けた。
 目に映る光景に私はハッとした。開け放していた6畳間の出入口にある引き戸の暗がりに、細身の女性の脚と白いワンピースの裾が見えた。気が付けば身体が動かない。眼だけは動かせる。見直してもそこに女性が立っている。
 しかしなぜか怖さを感じない。
(誰だ?なんだか知っている気がする)
 私は記憶を辿り、思いを巡らせた。
(妹ちゃん?)
 なんの根拠も無いのだがなぜかそう思った。普段は義実家を訪れても意識することすらない妻の妹。彼女は幼くして亡くなっていて、かろうじて白黒の遺影を見たことがあるだけだ。

225: 名無しのオカルト 2024/11/05(火) 12:27:17.60 ID:dR0QxuUW0.net ID:dR0QxuUW0
>>224
続き

■去る
(妹ちゃんも一緒に住む?)
 そう思ってから次第に彼女の全身を確認できるようになった。
 彼女の眼は長い髪に隠れ私からは見えないが、じっと私を見ているような気がした。
(頼りないかも知れないけど頑張るよ)
 私が頭の中でそう思うと、彼女は何も言わずにスッと階段の方へ姿を消し去った。

226: 名無しのオカルト 2024/11/05(火) 12:27:58.28 ID:dR0QxuUW0.net ID:dR0QxuUW0
>>225
続き

■理由(推測)
 私は妹さんが来た理由が何となくわかった。妹さんは私を値踏みに来たのだと思う。山あり谷ありの人生で、私が妻(姉)を守れる人間なのかどうか。

 数日後、未だ鮮明に残る記憶を妻にも話した。話を聞いた妻の目に滲んだ涙と引き換えに、私の中にあったぼんやりとした責任感が明確になったように感じた。
 きっと幸せにするよ──。見守っていてください、妹ちゃん。
(終わり)

スポンサーリンク
230: 名無しのオカルト 2024/11/05(火) 15:40:00.11 ID:QIKVGOlY0.net ID:QIKVGOlY0
>>226
いい話だった
ありがとう

232: 名無しのオカルト 2024/11/05(火) 17:10:24.86 ID:dR0QxuUW0.net ID:dR0QxuUW0
『看護師』

 私は、短期間だが地域の救急指定病院で働いていたことがある。
 総合病院の看護師は体力的にも精神的にもハードな毎日を過ごしているにも関わらずエネルギッシュで、ソフトボール部があった。
 日中勤務の看護師のほか、深夜勤(24時頃から朝までの勤務)や準夜勤(夕方から24時頃まで)の看護師も練習に参加していた。勤務時間帯はシフト制で生活リズムを適応させることさえたいへんだろうと思った。
 私は部活のお手伝いをさせていただいていたが、年上の姉さま方はフレンドリーでいろいろな話を聞かせてくれた。
 それまで知らなかった病院の日常と看護師の肝の座り具合に強い衝撃を受けた。

233: 名無しのオカルト 2024/11/05(火) 17:12:25.54 ID:dR0QxuUW0.net ID:dR0QxuUW0
>>232
続き

■日常(昼間)
 ある日の午前中、指を詰め切れなかったと思われるオッサン(60代)が救急ではなく通常の整形外科外来診療に来た。夏だったので半そでシャツを着ていて入れ墨が見えている。
 オッサンは、指が皮一枚でつながっていてぶらぶらしてる状態なんだよ、早く診てくれよ、と半ベソ半ギレで看護師に詰め寄っていた。

 看護師はオッサンに言った。
「どしたの?自分で切ったの?(はぁ…。)順番をお待ちください(キリッ)」

 さすがに私は、他の患者の迷惑になるからという理由を付けて、診察順を先にしてもらうよう看護師にお願いした。すると看護師は、微笑みを浮かべながらドクター(医師)に聞いてねと言った。

 私がドクターに直接お願いすると、ドクターは憮然としながら、ほかの患者から苦情が来たら私が対応するという交換条件を付して、渋々、分かったと言ってくれた。

234: 名無しのオカルト 2024/11/05(火) 17:13:22.80 ID:dR0QxuUW0.net ID:dR0QxuUW0
>>233
続き

 私は、オッサンのイタイイタイという泣き言の聞き役をしていた。
 オッサンはすぐには呼ばれず、数人の患者が順番どおりに呼ばれて診察を受けた。オッサンのイタイイタイ(泣)は止まらない。

 30分近くたって、ようやくオッサンの名が呼ばれた。息も絶え絶え診察室に入ったオッサンを迎えたのは、ドクターと看護師の怒号の二重奏、いや三重奏だった。
 オッサンの、痛いよ、優しくしてくれよぉ、という懇願と、ドクター&看護師’sの当たり前でしょ、触らないと処置できないけど良いの?というドライな声が響いていた。

 それからは、ドクターと看護師には決して逆らうことは無くなった。

 ──私が。

※なお、オッサンの治療費に健康保険を適用したかどうかはわからない。

スポンサーリンク
235: 名無しのオカルト 2024/11/05(火) 17:14:36.38 ID:dR0QxuUW0.net ID:dR0QxuUW0
>>234
続き

■日常(夜間)
 ある練習日の休憩時に聞いた話だ。
※下の会話では看護師を師と書きます

上司「患者さんのユーレーとか見たことある?」
師A「あるあるw夜、廊下を歩いてるよ」
師B「病棟の廊下だけじゃなく、1階の外来がある広い廊下にも居るよねw」
師C「霊安室に近い廊下はたくさん居る」
師B「テレビで見るような、空きベッドからの呼び出しは無いかなぁ」
師C「見回りのとき、誰も居ない空き部屋から物音がすることはあるよね」
師A「優しくするのは生きている時だけ。シんだ人は無視することにしてる」
師B「いちいち相手してらんないからね」
師C「生きてる患者さんの相手をするだけで精一杯だから」
師A「私ちゃん、毎晩遅くまで仕事してるでしょ?執務室に知らない人が入ってきたり音がしたりしても無視しなさいよ」

236: 名無しのオカルト 2024/11/05(火) 17:15:41.59 ID:dR0QxuUW0.net ID:dR0QxuUW0
>>235
続き

 私の執務室は廊下を隔てて霊安室のすぐ近くにある。看護師が言うとおり、深夜まで一人で仕事をしている時に私はさまざまな音を聞いていた。

 バサッというカルテが落ちる音。確認してもカルテや書類は落ちていない。

 ガタンッというイスの音。イスが動いた形跡はない。

 バタンッというドアが開く音。2カ所ある出入口のうち、夜間、その方向のドアは施錠している。

 パタパタという入院患者がサンダルで歩く音が執務室で聞こえることもある。誰かが入室してきたら必ず私の目の前を通ることになるのだが、誰もいない。

 毎食後の時間帯には、糖尿病の患者が廊下を歩く。血糖値の急激な上昇を少しでも抑えるためだ。もちろん、夕食後、夕方から夜間にかけて歩く人もいる。霊安室がある廊下付近を歩く人も時折見かける。その先は霊柩車の後ろをつけるだけの行き止まりだ。
 看護師長は
「患者さんには、霊安室へ通じる廊下には立ち入り禁止と言ってある」
と言うが居るものは居るのだ。

237: 名無しのオカルト 2024/11/05(火) 17:16:53.37 ID:dR0QxuUW0.net ID:dR0QxuUW0
>>236
続き

 多くの病床(ベッド)を有する総合病院だから、当然、院内で亡くなる人も居る。だから幽霊が出没することもあるだろう。
 短期間の病院勤務だったがその経験を通じて今も肝に銘じていることがある。求不得苦がこの世の真理だとしても、また、死んでまでも他人に迷惑をかけたり”迷惑と思われない”ためにも、思いを残さぬよう”善い”生き方をして正しくお迎えに導かれて逝きたいと願っている。

(終わり)

238: 名無しのオカルト 2024/11/05(火) 17:19:21.17 ID:dR0QxuUW0.net ID:dR0QxuUW0
続いての長文駄文失礼しました

※「生き方が死んだ後にまで影響する」とは看護師長の言葉です
 まるで仏陀です

管理人:求不得苦──「欲しいものが得られない苦しみ」を指す仏教語とされる。同じ投稿主の筆致なのに、義妹の話と病院の話とで怖さの手触りがまるで違う。
あなたの職場や家族にも、そういう"見えない同居人"はいるだろうか。コメ欄で教えてほしい。
0 最初のコメントを書く この記事の感想・反応をどうぞ
広告
スポンサーリンク

コメント

コメントを読み込んでいます…