「波長は低くないけど悪人はいる」——自覚もなく、罪悪感もない、動物のような加害者がいるという理論から今回の蔵出しは始まる。同じ9月19日に投稿された話を並べてみると、コロナ禍のNYT誤読論争、赤いセロハンに導かれた山中の恐怖、メンヘラ彼女の壮絶な復讐、洒落怖衰退論、そして予言めいた忠告を残した町の名物男——加害者にも被害者にも、悪意にも善意にも、簡単には線を引けない人たちの話が揃った。
選定は各記事の本文とコメント欄を読み込んだうえで、内容の濃さと当時のスレの温度感を基準にした。コメントが残っている記事には当時のコメ欄から1件を添えたので、投稿時の空気もあわせて楽しんでほしい。
01
【精神】「波長は低くないけど悪人」はいる。自覚ある悪人ではなく、善悪の区別がなく罪悪感のない人。
2021年コメ12件
自覚のある悪人より、罪悪感ゼロで人を傷つける手合いの方が厄介、という話にコメ欄が身に覚えのある実例を次々と持ち寄ってくる。読んでいるとつい、自分の周りの"それっぽい人"を思い浮かべてしまう。
8. 名無しのオカルト 2021/09/26
こういう人ってちいかわっぽい雰囲気漂わせてる 本能が強めでナチュラルに自己中で視点が低い 大抵マザコン 本当の自分を上手く隠してるんじゃなくて、本人が自分を善人だと信じて疑わないからそれで一見善人の雰囲気に見える → コメ欄を全部読む02
【陰謀論】ニューヨークタイムズレポート、新型コロナウィルス陽性者の最大90%が陰性?【どちらを信じるか】
2020年コメ8件
ニューヨークタイムズの記事解釈をめぐって"眉唾派"と"数字は事実派"が真っ向からぶつかるスレ。本文中にも「複数ソースを比較して見極めましょう」との注記があるとおり、鵜呑みは禁物な一本だ。
1. 名無しのオカルト 2020/09/20
ファクトとしては技術的にあってもおかしくない。 問題は報道の仕方の方か。 → コメ欄を全部読む スポンサーリンク
03
【オカルト】山の中でライトを照らすと女が、大勢、斜面に這いつくばって。
2024年コメ5件
赤いセロハンテープに導かれて突然現れた"整備された道"、その先に何が待っていたかは本文で。びびりながら横浜市歌を絶叫し出す下山シーンだけで、体験談としての重みがもう違う。
5. 名無しのオカルト 2024/11/20
大山は小学生でも登れるが学生時代の女性の先輩は体力がなくて這って登ったのを思い出したw → コメ欄を全部読む04
【怖い話】友人がメンヘラの彼女の妹を好きになってしまった挙句、メンヘラ彼女に浮気現場を押さえられてしまった。そして彼女の恐ろしい復讐が…
2016年コメ5件
浮気がバレた瞬間の彼女の"目"の描写から不穏さ全開。深夜のアパートに響く物音の正体は、読んで確かめてほしい。
3. 名無しのオカルト 2016/09/20
凄いな。 彼女に連れ去られた妹の心配もしないで徹夜で麻雀して遊んでたんだ。 物凄いクズだね、そのツレとやら。 → コメ欄を全部読む05
【オカルト談義】洒落怖は終わったな。良作の怖い話探してるけど見つからない。
2023年コメ4件
洒落怖——2ちゃんねる発祥の「死ぬほど洒落にならないくらい怖い話」を集めたスレの略称。今の投稿はラノベ臭い、YouTube怪談師に客を取られた、などなど古参勢の愚痴大会になっている一本。
3. 名無しのオカルト 2023/09/22
実話系怪談は分散したよね 禍話とか怪談師や怪談系YouTuberもいるし そこで妙に周りの描写が細かかったり会話文ダラダラ続けられると 小説みたいで萎える → コメ欄を全部読む06
【怖い話】おまえら俺を馬鹿だと思ってるだろ、でもそんなことはどうでもいい。 いいか、これから大切な事を話すから良く聞くんだぞ。
2018年コメ3件
町の名物だったお兄さんが、ある日だけ真顔で放った奇妙な忠告——その中身がもう不穏すぎる。二日後に何が起きたのかは、本文の展開でどうぞ確かめてほしい。
境界線なんてどこにもないのかもしれない——悪人も、赤いテープも、二日後の予言も、読み終えた後にじわじわ効いてくる話ばかりだ。気になった一本があれば、当時のコメ欄ものぞきつつ、あなたの感想もコメ欄で聞かせてほしい。
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