エントランスでドアが開くたび、ふと身構えてしまう人は少なくないはずだ。今回は、そんな身近な密室――エレベーターにまつわる怪異の目撃談を集めた傑作選をお届けする。
選定にあたっては、場面の具体性と後味の長さを基準にした。コメントが残っている記事には、当時のコメ欄から読みどころが伝わる1件を添えている。
01
【怖い話】練馬にある高層マンション群でエレベーターに乗ったていると、エレベーターホールのはじっこに、子供が二人立っていた。
2015年コメ2件
2階、3階、5階と、エレベーターホールの端にいる子供たちとの距離だけがじわじわ縮まっていく。その"今どこにいるか"が気になって目が離せない。
2. 名無しのオカルト 2015/12/12
光が丘のマンション群じゃない? それでも中層マンション群と言った方が適切だな 高層ビル、マンションなんて新宿方面から見えるだけだしな → コメ欄を全部読む02
【怖い話】エレベーターに乗っていると、誰もいない階で何度も止まるのです。不可解に思っていると、こちらにやってくる足音と「い゙れでぇぇ」という声が…
2016年コメ2件
2階、3階と誰もいない階で律儀に止まり続けるエレベーターと、近づいてくる足音の書き方がうまい。「閉」ボタンを連打する描写だけで手に汗がにじむ。
2. 名無しのオカルト 2016/06/15
いいね こういうシンプルなのも好きだわ。 → コメ欄を全部読む03
【怖い話】お札がエレベーターの床に落ちていた。拾い上げて、お知らせ貼り紙と壁の間に差し込んでおいた次の日。
2020年コメ2件
盛り塩やお札といった小さな違和感の積み重ねから、最後に郵便受けで起きたことへの持って行き方が巧い。
2. 名無しのオカルト 2020/12/22
お札(おさつ)と読んだので、届けろよと思ってしまった。 → コメ欄を全部読む スポンサーリンク
04
【怖い話】エレベーターは密室だから怖い。 俺は使うのがすごく怖い。その原因となった出来事が……
2020年コメ2件
エレベーターの扉が開くたびに、予想もしない人物と居合わせてしまう投稿者の運の悪さに笑ってしまう。一度では終わらず、回を重ねるごとに遭遇の濃度が上がっていくのも見どころ。
05
【オカルト】エレベーターと仲良くなると、待ってくれたりするよ。私の住んでる4階で扉開けて待ってくれたりもする
2016年コメ4件
「エレベーターと仲良くなる」というのんびりした書き出しから、団地の自殺者数の話へ流れていく温度差が一番の見どころ。
2. 名無しのオカルト 2016/10/25
意味がわからなくて2回読んだ やっとわかったけど怖いよ何この人 → コメ欄を全部読む06
【オカルト】エレベータがとまったので、先輩が出動すると助けた人達が異様に怯えていた。そのオカルトな理由というのが…
2016年コメ1件
原因不明で止まったエレベーターから助け出された5人の、ある共通点が判明した瞬間の空気が読みどころ。
07
【オカルト】俺の住んでた団地6号棟の左端のエレベーターはずっと運転停止してて、たまに動くこのエレベーター…この世のモノじゃないんだ。
2016年コメ3件
いつも止まっているはずのエレベーターが、たまに動くと見慣れた廊下が別のものに変わるという体験談。曖昧な記憶のまま終わる締め方が、妙に生々しい。
3. 名無しのオカルト 2016/02/28
やめておきたまえ、帰れたのが僥倖だったのかもしれぬ。 知らないことが君を危険から遠ざけていたのかもしれぬ。 今君をこの世に引き留めるだけのものがなかったら帰って来れぬかもしれぬ。 → コメ欄を全部読むあなたのマンションのエレベーターにも、ちょっと気になるクセはないだろうか。似たような体験があれば、ぜひコメ欄で教えてほしい。
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